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頚椎症

主な治療方法

頚椎症について

症状

肩〜腕、腕〜手などに痛み、しびれが出たり、首を動かすとその痛みが増強する場合に頚椎症が疑われます。(あまり無理に首を動かさないでください。)

確定診断

MRI検査をすると、頚椎の変形、椎間板の突出、靭帯の肥厚などによる神経根の圧迫の状況がはっきりして診断できます。

治療

治療としてはペインクリニックでは主に星状神経節ブロックが行われます。星状神経節ブロックは交感神経をブロックします。痛みの神経(知覚神経)ではないので、直接痛みを遮断するというわけではありません。だから理論的にはすぐに痛みを減らすためにする治療ではありません。交感神経は車でいうところのアクセルで、がんばるときに使う神経で、それをブロックすることで体がリラックスします、具体的に言えば血管が拡張して血流が良くなったりします。頚椎症では、神経根の周りの鞘が圧迫を受け腫れることで神経を締め付け血流が滞ることで乏血性の痛みが伝えられるとされています。その血流を戻してやることで、腫れも改善し、もとの状態に戻っていくことが期待さ れます。

効果と経過

痛みのブロックではない交感神経ブロックですが、6,7割の方は注射安静後の段階で痛みが減った実感を仰られます。
経験として、週に1,2回治療をして、5〜10回で治療終了のことが多いです。
治療期間中の痛みの軽減策として、神経痛用の鎮痛剤を処方しています。主にリリカとトラムセットを出すことが多いです。

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