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脳血管障害に伴う痛み(視床痛など)

主な治療方法

視床という部位に脳出血がおよぶと、脳出血とは反対側の腕や脚などに痛みが出現することがあります。この視床痛ですが、ふつうの痛みと異なり、表現しにくい痛みで、ヒリヒリ火傷したような、剣山で押し付けられたような、ミミズが這うような、など訴えられることがあります。風が当たっただけで痛みが増すこともあるように、痛みは強く耐えがたいもので、日常生活の質をかなり落としてしまいます。

また、中枢性疼痛に分類される視床痛では、ふつうの鎮痛剤(NSAIDs)は効果がほぼなく、その他にも特効薬になる痛み止めの薬があるわけでないので治療に難渋します。

当院では、星状神経節ブロック、硬膜外ブロックおよびケタミン点滴などを組み合わせ、内服薬も効きそうなものを試しながら経過を見ていくことにしています。

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